暗証番号はわかるがダイヤルの回し方がわからない時の金庫の正しい開け方を説明いたします。
番号の記載されたメモを見ながら、何回やっても開けられない方は是非参考にして下さい。
右4 | 75 |
左3 | 28 |
右2 | 82 |
左1 | 33 |
一般的な日本製ダイヤル式金庫の場合は、合わせる数字が4つあるものがほとんどです。
このような感じで金庫の購入時にメモが付いています。
手書きのメモが有る方はそれを用意して下さい。
メモが無い方で、記憶だけで暗証番号を覚えている方は取りあえず番号をメモって下さい。
手書きでメモを残している方は、左側の『右』『左』が記載していない場合が多いでしょう。
例えの該当番号(75)を、まずは右回しに4回以上ダイヤル上部の白または赤い溝に
合わせて下さい。
気を付けて頂きたいのはダイヤル番号「0」を基準にするのではなく、合わせる番号(75)だけを考えてください。
ダイヤルを右に4回転以上回したら、最初に合わせる該当番号(75)で止めて下さい。
4回転以上回さないと内部の駆動部品がリセットされません。
次に左回しに該当番号(28)を3回合わせますが、3回目で止めてください。
実質的に1回転回っていなくても、合わせる数字が目盛りを1回通り過ぎたら1回とカウントして下さい。
次に右回しに該当番号(82)を2回合わせますが、2回目で止めます。
最後に合わせる該当番号(33)を左回しに1回目で止めます。
間違えたり行き過ぎてしまった場合は落ち着いて最初からやり直してください。
内部の仕組みが故障しているか番号が間違っていなければ、鍵を差し込み右に回せば、
シリンダーが回転して金庫の扉が開くはずです。是非一度お試し下さい。
例としては、右2回→左1回→右1回→左1回と回していくタイプがあります。
この合わせ方の金庫は、ダイヤルを回した時にカリカリと音がするスーパーダイヤル式金庫という種類です。
また、かなり古い仕組みの物には右3回→左2回→右1回というような開け方の金庫もありますので試してみてください。
昨日まで開いていた金庫が突然開かなくなると、大抵の方は故障したと思い込み、なんとか自分で開ける方法は無いかと模索されると思います。
しかし、バール等の工具で金庫をこじ開ける方法はお勧めしません。
何故かと言いますと、金庫はその構造上、無理矢理こじ開けようとしても簡単には開けられないように設計されています。
壊すとしたら、カンヌキを狙うしかないのですが、そこに届くまでにはかなりの労力と時間を要します。
表面の鉄板を破り、更に扉や枠の中の素材ごと破壊して、金庫が変形するほどにバールでこじらないと開きません。
むやみに色々なところを壊して、内部の構造を痛めてしまうと開かなくなる可能性もあります。カンヌキも大体左右2ヶ所に有ります。
ただし兆番側は固定されて常時突起している物が多いです。
この2ヶ所を傷めつけないとならない為、余程体力に自信のある方や、何時間かかっても自分で開けたい方以外は、専門の金庫業者にお問い合わせ下さい。
最近、現場でお聞きする事が数回有ったのですが、依頼した業者がいきなりバールで開けようとする事もあるようですので、ご依頼の際は電話で良く確認しましょう。
0120-696-695
金庫の鍵を紛失して、キーが1本も無い状態から鍵を作成します。ただし片側がギザギザした鍵しか作成出来ません。
作成方法としては、金庫の鍵穴に記載されているナンバーから、メーカー情報と照らし合わせて作るか、鍵穴を分解もしくは覗いて作成します。
コピーを作るのとは訳が違い、時間と技術を要します。
マグネットキーやディンプルキーなどの特殊キーは、その構造上鍵穴から作成する事は
ほぼ不可能です。ただし廃番商品でなければ、キーのナンバーからメーカー注文出来る物もありますのでお問い合わせ下さい。
掛かる費用は\16,500〜\22,000になります。
マグネット入りのKISキー
〒184-0015
東京都小金井市貫井
北町2-3-21
TEL 0120-696-695